CHM200の実地研修

全館空調システム 住宅を冷暖房するシステムはいくつかあると思いますが、今回は「CHM200(Zehnder china製)」という熱交換換気システムにエアコンが一体になった「給気冷暖房ユニット」の実地研修がPHJで開催されましたので、開催地である宮崎まで行って来ました。 パッシブハウスに代表されるよ

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住まいにおける良好な温熱環境

住まいにおける良好な温熱環境とは 先日、久しぶりに慶応義塾大学理工学部教授である伊香賀氏のお話をお聞きするため、東京建築士会とベターリビングの共催で行われた「住宅における良好な温熱環境の実現に向けた実務者講習会」に参加して来ました。 伊香賀氏は、住宅の温熱性能が暮らす方々の健康にどのように影響をもた

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エクセルギーを学ぶ

エネルギーは保存されるけど 皆さん、「エクセルギー」という言葉はご存知でしょうか。 私もその言葉を知ったのは大人になってからで、かれこれ7~8年前のことです。 それから、その研究の第一人者で在られる宿谷昌則氏が著した本を読んでは挫折し、また読む、みたいなことを繰り返しておりますが、なかなかどうして、

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ストック建築を考える日

住宅医スクール 検定会 本日は、住宅医協会が開催していますスクールにて、住宅医の検定会が行われました。 住宅医の詳しいことは下記リンクをご確認頂ければと思います。 https://sapj.or.jp/aboutsapj/ 私自身はスクールの受講は終わっておりますが、この検定会では「今皆様がどんなお

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PHJ本部主催 住宅設備を考えるシンポジウム

パッシブデザインのための住宅設備を考えるシンポジウム 12月9日に東京で行われた「パッシブデザインのための住宅設備を考えるシンポジウム」に参加して来ました。 住宅設備には色々とありますが、ここで語られたのは主に空調のお話です。 一般的な空調方法としてはエアコンがありますが、不快な気流感や乾燥感などを

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一般社団法人ロングライフ・ラボ

持続可能な社会構築をめざすためのシンポジウム ちょっと時間が経ちましたが、11月1日に一般社団法人ロングライフ・ラボ(以下、LLL)のシンポジウムがあり、それに参加して参りましたので、その感想などを書こうと思います。 LLLは、私が賛助会員として参加しているパッシブハウス・ジャパンの仲間である清水雅

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PHJ近畿支部 2019第2回勉強会

世界基準の窓を考えるセミナー 省エネ4等級程度の住宅からの熱損失量を考えた場合、冬では60%、夏では75%近い熱量が開口部から流入出しています。 よって、手っ取り早く熱損失量を減らすには、開口部の強化がとても効果的です。 しかし、屋内環境の快適性を考えるならば、外皮の断熱性能も軽視出来ないので、結局

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ストック建築と住宅医

ストック建築の活用 私が今年から参加している東京建築士会・ストック委員会では、今のストック時代を生き抜くために私のような建築士がどのような知識を習得し、職域を発展させるべきかの調査・検討を進めています。 ストック建築(ここでは既存住宅とします)を性能向上させるためには、単に知識だけではなく、分析力・

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湿気と熱を学ぶ

先週、3日間立て続けで勉強会に参加してきましたので、今回は簡単にその報告をしようと思います。   湿気を学ぶ まずは、一社)ミライの住宅が主催した「湿気対策講座」について。 ミライの住宅は、PHJ東海エリアのエリアリーダーも務める森亨介さんが代表をしている団体です。 「ebifit」と言う

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愛知・岐阜を巡る建築の旅

PHJ仲間と愛知・岐阜を巡る 最近、仕事でパッシブハウス・ジャパン(以下、PHJ)のサブリーダーの方々と連絡を取る機会が増えています。 そんな日々のやり取りの中で、岐阜にある県立森林文化アカデミーに行ってみたい、という話しになりました。 岐阜県立森林文化アカデミーとは、森林や木材に関わる様々な分野で

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