H-NO-02 基本設計とパッシブハウス認定

プランニング 今回は、ご夫婦と二人のお子様、祖母の5人家族の為に住宅を設計します。 まず、家での過ごし方として、家族団らんでリビングに集まるというよりは、各自が個室で過ごすことが多いとのこと。 また、ファミリークローク的な収納方法はお好きではなく、各個室にクローゼットがある間取りをご希望とのことでし

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H-KRN-02 基本設計とパッシブハウス認定

プランニング 今回は、年配のご夫婦のために「終の棲家」となる住宅の計画です。 また、ご主人様が要介護(ご自身で歩くことは出来ます)の方ということもあり、その辺りも配慮した計画になります。 計画としては、ご主人様のこともありますので平屋建てになりますが、基本的にはご夫婦お二人の為の住まいになりますので

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パッシブハウス

column051 パッシブハウスを知る-冷房編と検証

Column047の続きです。   冷房基準とは 以前のおさらいも含まれますが、冷房基準の概要を書かせて頂きます。 冷房基準にも暖房基準と同じように、、 1) 冷房需要及び除湿需要:年間の冷房及び除湿用エネルギー消費量(kWh/㎡・a) 2) ピーク負荷(冷房負荷):最も条件が悪い時に必要

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パッシブハウス

column050 パッシブハウスのデメリット

パッシブハウスとは パッシブハウスとは、環境先進国ドイツにあるパッシブハウス研究所で提唱している省エネ住宅の建築コンセプトです。 パッシブハウスは認定されて初めてパッシブハウスとなりますが、エネルギーコストと建築コストのバランスを考えて作られた厳しい基準をクリアする必要があります。 しかし、その基準

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パッシブハウス

column047 パッシブハウスを知る-暖房編

Column036の続きです。   暖房基準とは 前回書かせて頂いた内容も含みますが、ここで暖房基準の概要を書かせて頂きます。 暖房基準には2つの方法が用意されており、、 1) 暖房需要:年間の暖房用エネルギー消費量(kWh/㎡・a) 2) ピーク負荷(暖房負荷):最も条件が悪い時に必要な

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パッシブハウス

PHC-SY-01 計画概要_パッシブハウス認定

パッシブハウス認定について パッシブハウスとは、環境先進国ドイツにあるパッシブハウス研究所で提唱している省エネ基準を満たした建築物のことを指しています。 そのため、パッシブハウスを謳うためには正式に認定を取得する必要がありますが、「パッシブな設計をした」という解釈のみでパッシブハウスと謳っている住宅

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パッシブハウス

column036 パッシブハウスを知る-基準編

パッシブハウスの基準とは 前回も書きましたが、パッシブハウスの認定をとるためには、次の基準を満たしている必要があります。 ・暖冷房のためのエネルギー基準:①年間需要が15kWh/㎡・a以下 若しくは ②ピーク負荷が10W/㎡以下 ※冷房においては、地域で若干数値が異なります。 ・再生可能一次エネルギ

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パッシブハウス

column032 パッシブハウスを知る-初めに

パッシブハウスとは パッシブハウスとは、環境先進国ドイツにあるパッシブハウス研究所で提唱している家づくりです。 パッシブハウスには、エネルギーコストと建築コストのバランスを考えて厳しい基準がありますが、簡単にその性能を説明すると「十分な断熱および気密をすることで、換気風量程度のエネルギーで屋内の熱的

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H-KRH-01 軽井沢でパッシブハウス

現地確認 建て主のH様は、10年以上前に(長野県北佐久郡)軽井沢で土地を買われ、住宅計画を練っておられましたが、なかなか良い案に恵まれず時間を経過している状態でした。 しかし、近年パッシブハウスという家づくりを知り、昨年10月には私がサブリーダーと務めるパッシブハウス・ジャパン(以下、PHJ)関東支

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パッシブハウス

column023 パッシブハウスの間取り

間取りとは 家の大きさや広さを表す言葉として、○LDKや床面積□坪などがありますが、それだけではどんな家なのかは分かりません。 そのどんな家なのか確認するのに良い方法が、間取りを見ることです。 間取りとは、どんな空間構成(部屋の集まり)で出来ているのかを、平面的に確認出来るものです。 プランニングや

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