House-KH-17 セルローズファイバー吹込み工事

セルローズファイバー断熱材の施工 今週から、充填断熱のセルローズファイバーの施工を行っています。 材料としては断熱性能が高くない方ですが、施工精度・防音性・調湿性などの良さに加え、自然系素材のため製造時の環境負荷が少ないなどの利点もあります。 また、今回は外壁の防火構造の兼ね合いもあり採用に至ってい

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House-KH-16 気密測定(中間時)

気密測定(中間時) 本日は、気密測定の日。 この日を無事終えるまでは、何とも落ち着かないわけですが、C値で0.2が出ました。 温熱性能をきちんと考えている設計事務所でも、気密測定をやらない方がけっこういます。 元々、通風を謳っている方に多い印象ですが、「気密=通風しない」と間違った考えを持っていると

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House-KH-15 構造見学会のお知らせ

構造見学会のお知らせ 現場の見通しが立ってきましたので、下記の日時にて構造見学会を行うことになりました。 参加ご希望の方は、お名前と連絡先を添えて下記アドレスまでご連絡をお願い致します。 日時:4月14日(土)15:30~17:30 場所:東京都文京区 ※詳しい場所は参加者に追ってお知らせ致します。

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House-KH-14 木製窓搬入・取付け

高性能木製防火窓 本日は、窓の搬入・取付けを行いました。 窓は、お施主様のご要望もあり木製窓を採用しておりますが、アルスさんの「夢まど」にしました。 最近は、エクセルシャノンやYKKapなどが高性能な樹脂窓を作っておりますが、世界的に日本製の窓は性能面であまり良いものがありません。 木製窓も状況は同

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column014 四号建築物を考える

四号建築物と耐震等級 非常に残念なことですが、大地震が来る度に何かしらの建物被害が報告されます。 それは、築何十年という耐震性の低い多くの住宅が今なお使われているので、ある所では致し方ないことかもしれませんが、その原因として「4号建築物」や「耐震等級」なる言葉が世間を賑やかせたりします。 ここで、簡

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House-KH-13 樹木選定

シンボルツリーの選定 本日は、外構で植えるシンボルツリーの選定に行って来ました。 樹木は同じような高さのものでも、一本一本幹の太さや枝ぶりなどがマチマチです。 また、パッと見て素敵な木が現場の雰囲気や状況に合うとも限りません。 私は、樹木に関しては素人みたいなものですが、同行させて頂いた造園の担当者

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House-KH-12 金物検査

構造事務所による金物検査 本日は、構造事務所による金物検査でした。 木造住宅では多くの金物を使います。 例えば、構造負担の程度により柱は一本一本使うべき金物が決まっていますので、それを丁寧に一つずつ見ていきます。 いくつかの位置の調整がありましたが、概ね問題なく検査が終わりました。 木造住宅では、構

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column013 住宅建築で解決すべきこと

極論を言えば、住宅建築とは、 「エネルギー問題と住宅ローン問題にどう向き合うのか」 にあると思っております。 エネルギー問題とはパブリックなこと、住宅ローン問題とはプライベートなことと捉えています。 エネルギー問題は、地球温暖化問題を起因とする省エネ・省CO₂社会実現への取り組みのことです。日本の省

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House-KH-11 上棟

山長商店の構造材 本日は、天候にも恵まれ良い建て方日和となりました。 今回使用した構造材は、和歌山の山長商店さんの木材です。 土台は桧、柱・梁は杉の無垢材を主に採用しておりますが、JAS材であるためヤング率や含水率の性能値が担保されているので、信頼のおける材料となっております。 「無垢材は、乾燥方法

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House-KH-10 土台敷き(1F梁掛け)

木梁を表しとするデザイン 基礎壁配筋時にも書きましたが、本計画は一階床をRCスラブとしない特殊な工法にしています。 採用した主な理由は、、 1)木梁を表しとするデザイン(及び天井高を確保するため) 2)建物を軽量化することで構造的負担を軽減する の2つです。 私はこのように、何かを検討する際に2つ以

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