House-KH-22 お引渡し

House-KH 工事完了 途中で、木製窓の納品遅延によるスケジュール調整を余儀なくされましたが、本日お引渡しの日を迎えました。 設計開始から完成まで1年10ヶ月かかりましたが、時間を掛けた意味のある住宅になったと思います。 ここで少し内容を振り返りますが、狭小地という敷地条件をフルに活かした住宅に

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House-KH-21 完成写真撮影と遮音性能測定

完成写真撮影 週末の完成見学会も無事に終わりました。 ご参加頂いた皆様ありがとうございました。 皆様とお話しが出来、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。 さて、本日は写真撮影です。 家具等はまだありませんが、ひとまず完成したままを全体的に撮って頂こうと思います。 ひとまず、私が撮影したもので

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column019 Ua値と一次エネルギー

建築物省エネ法とは H27年に改正した「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(通称、建築物省エネ法)」以前は、省エネ基準と言えば、主に断熱性能のことを示していました。 しかし、先の改正で設備などの性能を評価した一次エネルギー消費量でも省エネ基準の1つとして示せることになりました。 因みに、一

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House-KH-20 完成見学会のお知らせ

完成見学会のお知らせ この度、関係各位のご協力により7月21日(土)と22日(日)の2日間で完成見学会を行うことになりました。 参加ご希望の方は、弊社HPをご確認頂きご連絡をお願い致します。 基本的には自由見学としておりますが、時間予約を頂ければ(30分程度)建物をご案内させて頂きます。 それでは、

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column018 断熱とUa値を考える

東京23区のUa値とは 2020年に省エネ基準が住宅レベルでも法制度化されようとしていますが、未だ断熱性能を良くすることに二の足を踏んでいる方々がいらっしゃいます。 初めから毛嫌いしている方もいれば、計算などが良くわからない為に思考停止している方もいるのかもしれません。 「そんな難しいことではないし

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House-KH-19 外部仕上げ 施工確認

美しく経年変化するために 敷地ギリギリに建物が建っているので施工がとても大変だったと思いますが、何とか予定通りに外壁が仕上がりました。 その後の外付ブラインド工事も無事終わり、足場が解体される日も刻々と近づいております。 また先日は、施工頂いたコクブの石巻社長と最後の仕上げである板材の磨きをご一緒致

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column017 温熱性能と準耐火構造

防火・準防火地域とは 住宅などを建築する敷地には、建築基準法上の様々なルールがあり、敷地に対して建築出来る広さや高さ、用途などが制限されていますが、基本的にはその地域に適した環境が維持されるように制限を掛けています。 その中で、「防火・準防火地域」というルールがあり、その地域内の建築物はその規模によ

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House-KH-18 外壁・天竜杉ドイツ下見張の搬入

天竜杉のドイツ下見張り 付加断熱などの外壁廻りの下地工事が終わり、今週から仕上げ工事に入ります。 そんな今日は、外壁に使用する天竜杉を加工した木板の搬入日です。 現場は、狭小地で駐車場がない計画なので、材料の置く場所が確保出来ず一旦屋上へ荷揚げします。 昨日までとはうって変わり天候には恵まれましたが

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column016 地盤と地震動を考える

地盤とは 住宅などを建築する上で、どのような地盤に建てるのか?は非常に重要なことの1つです。 それは、地盤の特性によって建物へ作用する地震による揺れ(以下、地震動)が変化するためです。 構造計算上も、地震力を検討する場合「振動特性係数/Rt」という係数に、地盤の特性(硬質や軟弱など)を反映させます。

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column015 設計者の区分を考える

専門用語は分かりにくい 先日のこと、一般の方とお話しをしている際に「えっ、意匠設計者って何ですか?」と質問を受けました。 私としては、特別なことではなくその言葉を使ったのですが、まさかそれについて質問をされるとは思っていませんでした。 いつも一般の方とお話しをする時は、分かりにくい専門用語を使わない

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