お施主様のS様が眺望を大変気に入られて購入を決めた本物件ですが、多くの樹木が植えらているところも購入を決めた理由の1つ、とのこと。
けっこうりっぱな樹木もあるので、初代のオーナーから代々育てられた樹木たちだと思いますが、余りにも雑然と植えられているので、どんな方法で整えていくのが良いのか?私自身いろいろ悩んでいました。
そこで、樹木に詳しい知人に相談したところ「是非、見に行きたい!」と言って頂いたので、現地調査をお願い致しました。
慣れた手つきで、樹木の配置を図面に書き込んでいく横で、「カエデとモミジの違いって何?」とか「何でこんな幹の途中から枝が生えちゃうの?」などと、あれこれ樹木のことを聞く私。
完全に邪魔しておりましたが、こういった機会もあまりないので、大変楽しい時間でした。
現地には、松を始めとするいわゆる「和」っぽい樹木がそれなりに植えてありますが、お施主様の好みではない、とのこと。
基本的には、それらの樹木を間引きながら整えていくことになりそうですが、簡単に間引ける樹木とそうでないのがあるようで、やはり専門知識が大事です。
なので、そんな樹木の専門的なことを含め、弊社の樹木アドバイザー(となった知人)に相談しながら、新しいファサードに合う庭になるよう外構デザインを検討して行こうと思います。