H-SN-06 建て方と金物検査

建て方 本計画は、1階RC造・2階在来軸組工法の混構造です。 また、PH階がありまして、屋上を含めると3層の建物になっています。 構造材は、秩父にあるウッディーコイケさんの多摩産材の杉材を中心に構成されていまして、土台は桧無垢材、柱は杉無垢柱、梁は杉無垢材をベースに耐力が必要な梁は米松無垢材です。

続きを読む

H-SN-05 山留工事とRC壁・基礎工事

山留工事 前回も書きましたが、本計画の敷地は西側の宅地が全面道路から3m程高い上に、敷地内にも高低差がある工事難易度の高い手間の掛かる敷地条件となっています。 今回は、1階部分のRC造を土留めとすることで敷地内の高低差を解消する計画ですが、RC部分の工事をする為に一度土を搬出する必要があります。 そ

続きを読む

column058 ArchiAtelierMAについて

改めてArchiAtelierMAとは 弊社は、MA住空間設計室として設計事務所を開設し、11年目にArchiAtelierMA(アーキアトリエエムエー)株式会社へ法人化した住宅を中心とした小規模建築物を取り扱う建築設計事務所です。 現在は15期目(法人5期目)の事務所を経営しており、多くの業務依頼

続きを読む

H-MT-02 基本設計とパッシブハウス認定

基本設計 結論を先に書くと、基本設計がまとまるまでに約1年を要しました。 オンラインによる意見交換のみの打合せを含めて、打合せ回数は実に16回。 ちなみに、通常、基本設計に掛かる期間は3か月程度です。 過去には、半年ほど基本設計に掛かった方もいらっしゃいましたが、それを優に超えました。 時間が掛かっ

続きを読む

新年のご挨拶2024

新年あけましておめでとうございます。 本日は毎年恒例にしております明治神宮への初詣に出かけました。 この時期の混雑具合は平日と休日で違うのですが、平日の今日はさほど並ぶこともなくスムーズな参拝となりました。 さて、現在の弊社ですが、3件の設計中案件、1件の工事中案件、8件のパッシブハウス認定コンサル

続きを読む

年末年始のお知らせ

弊社では誠に勝手ながら、下記日時を年末年始のお休みとさせて頂きます。 ・2023年12月31日(日)~2024年1月4日(木) 私を信頼しお仕事をご依頼下さった皆様、弊社にご協力頂きました皆様 本年も大変お世話になりました。 来年も何卒宜しくお願い申し上げます。 どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

続きを読む

H-SN-04 工事請負契約から地盤補強工事

工事請負契約 通常と比較して見積書のまとめに時間を要しましたが、何とか金額の調整が出来ました。 ちなみに、調整の方法は仕様の変更と予算の増額ですが、物価の上昇で工事金額が読みにくい状況が調整の困難さに拍車を掛けましたが、ここまで進んだことに安堵しております。 しかしながら、最近の工事金額の高騰は想像

続きを読む

column057 設計事務所との進め方

依頼先を考える 今回書きたいことの前提の話になりますが、整理する意味も含めて、住宅建築の依頼先について少し書きたいと思います。 まず、基本的なこととして、住宅建築を進める場合は以下の3つの依頼先があります。 ・設計事務所 ・工務店 ・ハウスメーカー いずれにご依頼される場合でもメリット・デメリットが

続きを読む

H-NO-02 基本設計とパッシブハウス認定

プランニング 今回は、ご夫婦と二人のお子様、祖母の5人家族の為に住宅を設計します。 まず、家での過ごし方として、家族団らんでリビングに集まるというよりは、各自が個室で過ごすことが多いとのこと。 また、ファミリークローク的な収納方法はお好きではなく、各個室にクローゼットがある間取りをご希望とのことでし

続きを読む

H-OY-09 仕上げ工事から引渡し

外壁仕上げ 外壁仕上げは、主に「乾式工法」と「湿式工法」の2パターンに分類されますが、木板張りやガルバリウム鋼板葺きなどが乾式工法で、モルタル下地の上に左官(漆喰など)や塗装などの仕上げをする方法が湿式工法です。 今回は、EPS断熱材の上にトップコートで仕上げを行う「仕上げ材一体型EPS断熱システム

続きを読む