ストック建築と住宅医

ストック建築の活用 私が今年から参加している東京建築士会・ストック委員会では、今のストック時代を生き抜くために私のような建築士がどのような知識を習得し、職域を発展させるべきかの調査・検討を進めています。 ストック建築(ここでは既存住宅とします)を性能向上させるためには、単に知識だけではなく、分析力・

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湿気と熱を学ぶ

先週、3日間立て続けで勉強会に参加してきましたので、今回は簡単にその報告をしようと思います。   湿気を学ぶ まずは、一社)ミライの住宅が主催した「湿気対策講座」について。 ミライの住宅は、PHJ東海エリアのエリアリーダーも務める森亨介さんが代表をしている団体です。 「ebifit」と言う

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column038 定常結露計算を考える

結露とは 日常的に目にすることで言うと、冷えたグラスなどに起こっている結露を「表面結露」と言います。 建築的には、断熱性が悪く表面温度が他面より低下する外壁の隅角部や窓ガラスなどで起こります。 また、結露には外壁内部で生じる「内部結露」という現象もあり、状況が把握出来ないこちらの方が建築的には被害が

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土壁

自然素材でつくりたい 家づくりを検討する時、なるべく自然素材でつくりたい、はきっと皆が一度は思い描くことだと思います。 しかし、自然素材であるがゆえに例えば、木材に節や傷があったりするとそれがクレームになるため、ハウスメーカーなどは標準採用をしませんし、要望されても断わられることがあると思います。

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column037 戸建をリノベする-調査編

前回の購入編(column031)で調査の重要性を書かせて頂きましたが、今回はその調査についてです。 今回取り上げる調査は、「建物履歴調査」と「既存住宅現況調査」です。   建物履歴調査 履歴のことを簡単に書くと、その住宅はどのような歴史を持っているのか?ということです。 例えば、築10年

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House-HT-01 設計監理契約

計画地は埼玉県さいたま市 お施主様であるT様からご連絡頂いたのは、まだ年が明けたばかりの1月3日のこと。 自宅の新築を検討するなかでパッシブデザインな住宅に関心を持っている、との思いの中で弊社HPをご覧頂きまして、まずは顔合わせをさせて頂くことになりました。 弊社は、一般的な家づくりの話しも含めてざ

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会社からのお知らせ

先月の6月5日より、弊社は11年目のシーズンがスタートしております。 会社を創業してから今日まで、様々な方にご協力・ご支援頂きまして、何とか11年目を迎えることが出来ました。 ここに、改めて御礼申し上げます。 また、そういった多くの方々には弊社をご信頼頂き、設計を始めとする多くの業務依頼を頂きました

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愛知・岐阜を巡る建築の旅

PHJ仲間と愛知・岐阜を巡る 最近、仕事でパッシブハウス・ジャパン(以下、PHJ)のサブリーダーの方々と連絡を取る機会が増えています。 そんな日々のやり取りの中で、岐阜にある県立森林文化アカデミーに行ってみたい、という話しになりました。 岐阜県立森林文化アカデミーとは、森林や木材に関わる様々な分野で

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PHJ関東支部 2019第2回勉強会

見えないものをデザインする 私が所属するパッシブハウス・ジャパン(以下、PHJ)では、エネルギーと温熱環境を主に扱っている団体ではありますが、温熱環境以外にも建築に必要な要素はたくさんあります。 そんな中、普段から「温熱」という目には見えないコトを扱っている中で、建築に必要な要素は目に見えないことが

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House-KRH-02 計画建物の配置確認

建物配置 建物配置を決める際、東京など都市部では敷地なりの建物配置になることが多いと思いますが、本計画地のように敷地が大きい場合は、基本的には建物配置は自由です。 しかし、本プロジェクトのようなパッシブハウス認定を狙う場合は、建物が真南に向いている方が良いので、そういったこともふまえて建物配置を決め

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