House-HT-10 断熱・防湿工事

付加断熱工事 断熱仕様の決定には、PHPPというエネルギーシミュレーションソフトを使い検討しています。 基本的には、暖房需要と冷房需要の変化をみながら本プロジェクト上で最適と思われる厚みとしますが、Ua値のみで検討する日本の省エネ基準と違い、それに加え、冬の場合は「日射取得」や「内部発生熱」を、夏の

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House-MS-06 基礎工事・上棟

基礎工事 地鎮祭も無事に終わり、いよいよ工事に入りました。 (地鎮祭の様子はInstagramをどうぞ) 高台にある本計画は、がけ条例が掛かっていることもあり基礎工事に先立ち、柱状改良工事を先行して行っております。 また、古い擁壁と新築基礎との取り合いの設計に苦労しましたが、より安全に配慮した内容に

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House-HT-09 躯体工事2

Smartwin(佐藤の窓)取付 何度かご紹介しておりますが、本プロジェクトはSmartwin/スマートウィン(通称、佐藤の窓)という超高性能木製窓を採用しておりますが、家の温熱性能向上に大きな効果を発揮するとても有難い窓です。 そんなSmartwinの取付工事が先頃行われましたが、関東近郊では初め

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House-HT-08 躯体工事1

金物検査 弊社は、全棟で構造事務所による許容応力度計算を実施しています。 耐震等級は「3」を基本としていますが、都市部などで間口が狭いと難しいこともありますので、そういった場合は制振材を併用して耐力向上に努めています。 基本的なこととして、耐震等級が上がると耐力壁の総長が増えますし、1か所の耐力壁に

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PHC-SY-02 コンサルティング01

初めに建もの燃費ナビを入力 コンサルティングを始めるにあたり、まず依頼者に行って頂く作業が「建もの燃費ナビ」の入力です。 基本的には、コンサルティング契約前にご入力頂いて、ご自身でパッシブハウス認定(以下、PH認定)を満たす性能を有しているのかをご確認頂きます。 次にご入力頂いた内容をこちらで確認致

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House-MS-05 温熱設計

基本計画 改修から新築に計画変更した本案件ですが、今回は基本計画から工事契約に至るまでの設計の流れを書いてみようと思います。 まず、基本計画を始めるにあたりお客様と共通認識としてあったのが、家の大きさです。 土地がそれなりに大きいので建物も大きく建てられますが、必要以上な規模で計画すると予算がいくら

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House-HT-07 上棟

構造材とJAS製品 今年の梅雨は晴れ間がほとんどなく日程調整に難儀しましたが、昨日無事に上棟することが出来ました。 なかなか日程が決まらず、ご見学を希望しておりましたお施主様にはご不便をお掛けしましたが、朝からご見学出来たようなので安堵しました。 さて、ここでは少し材料のことを書こうと思います。 弊

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パッシブハウス

PHC-SY-01 計画概要_パッシブハウス認定

パッシブハウス認定について パッシブハウスとは、環境先進国ドイツにあるパッシブハウス研究所で提唱している省エネ基準を満たした建築物のことを指しています。 そのため、パッシブハウスを謳うためには正式に認定を取得する必要がありますが、「パッシブな設計をした」という解釈のみでパッシブハウスと謳っている住宅

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House-MS-04 計画変更

前回の投稿を境に更新が滞ってしまいました。 そして、知らず知らずのうちに1年が過ぎてしまい、ここまであっという間だったことに改めて気付かされました。 さて、滞ってしまった結論から書かせて頂きますが、改修計画だった本案件は「新築計画」に変更になりました。 変更になった理由については余り詳しくは書けませ

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House-HT-06 基礎工事

根切底の確認 地鎮祭も終わり、いよいよ工事が始まりました。 基礎工事は、内容と進み具合の兼ね合いで確認することが多いので、現場へ行く頻度が高くなります。 まずは、遣り方と根切底を確認します。 遣り方は敷地に対する建物位置、根切底は深さや幅がそれぞれ設計図通りなのかを確認します。 この2つは、ここで間

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