House-MS-12 お引渡しと外構工事 

投稿者:

お引渡し

既にお引渡しから1ヶ月が経とうとしておりますが、紆余曲折→五里霧中→不撓不屈と様々な状況を乗り越えて、先月無事にお客様へ建物をお引渡しすることが出来ました。

出会いから2年半以上になるお客様です。
当初はリノベーションで計画していた案件でしたが、最終的に新築で設計するに至りました。

始めに書いた通りに様々なことがありましたが、皆の良い家を造りたいとの思いが実り、何とかこの日を迎えられました。
私自身、嬉しい気持ちがあるのは当然ですが、お客様や施工頂いた水戸工務店さんを含めて安堵の気持ちが強いかと思います。

 

日本エコハウス大賞オスモ&エーデル賞受賞コンビ

ここで、本案件の特徴を改めてご紹介しておきます。

私が思う一番の特徴は、、
弊社は2018年に日本エコハウス大賞の優秀賞と協賛賞(以下、オスモ&エーデル賞)をダブル受賞しておりますが、オスモ&エーデル賞で頂いた副賞の外付けブラインド・ヴァレーマをご提供出来たことです。

副賞では一台分のヴァレーマが頂けましたが、製作可能範囲内ならどんなサイズでも良いとのことで、使える案件を吟味していたところ、施工頂いた水戸工務店が私の前年のオスモ&エーデル賞の受賞者だと知りまして、、
これって、ここで使う以外ないですよね?笑

ということで、本案件は、、
日本エコハウス大賞オスモ&エーデル賞受賞歴のある設計事務所と工務店のコラボとなっております。

そういった背景があったこともありヴァレーマの他にも、高性能樹脂窓・エーデルフェンスターやオーク無垢フローリングなど、オスモ&エーデルの商品を多数採用しました。

エーデルフェンスターは、(サイズは制限されますが)国内在庫品を使用してデザインしたこともあり、大開口を作りながらもそれほど高額にはならずに窓を構成出来ました。

また、記載が後になりましたが、ヴァレーマとエーデルフェンスターを使用した理由として、とても見晴らしが良い高台に建っているという建物的な特徴があることも忘れてはいけません。

お客様もこの見晴らしが気に入りこの土地を購入された為、それを活かすべく二階リビング案としました。

設計中は、断熱・気密を始め日射取得や日射遮蔽などのパッシブデザインを取り入れながら二階リビング案をより省エネに快適な住まいとすべく検討する訳ですが、今回は日射取得と日射遮蔽に「高性能樹脂窓・エーデルフェンスター」と「外付けブラインド・ヴァレーマ」という今回の特徴とすべき商品が使えたことはとても意味のあることだと思っています。

水戸工務店さんと出会えたことは偶然ではありますが、お客様との出会いがなければ一連の物語もなかったわけで、様々な出会いに感謝してこれからも仕事に励んでいきたいと思う、今日この頃です。

 

外構・ゴバイミドリ工事

植栽工事は、お客様に紹介されて木と樹の家で採用してからゴバイミドリ(5倍緑)さんに依頼することが多くなっています。

ゴバイミドリさんは、昔からの緑を取り戻して、都市に草や木と共に暮らす楽しさを広めることを大きな目的とされており、出来るだけ自生種を大切に在来の植物の使用を心掛けているそうです。

また、緑化ユニット方式(植栽済みの完成品)で緑化出来たり、ユニットを土留の代わりに使用出来たりと、都市部で設計することが多い弊社には緑化をし易くしてくれるシステムが魅力なことも含め、ゴバイミドリさんの目的と弊社の設計がマッチしていることが採用理由の1つだと思います。

今回は、敷地と前面通路に高低差があるので、緑化ユニットで土留をしつつ緑化する方法を採用しました。
また、門柱はお客様のご希望でゴバイミドリさんの商品である「ギャビオン門柱」となっております。

今回、植栽出来たことで外壁の杉板が更に映えると思います。
緑が茂るには2~3年程度掛かると思いますが、今後が楽しみですね。

 

関連記事