M-BLOG 2026.07月号

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プロローグ

最近の梅雨は、きちんと雨が降る年とそうでない年の差が激しいような印象ですが、今年の梅雨はきちんと雨が降っていますね(笑)
私は雨の日に出かけるのがあまり好きではないので、設計中案件しかない弊社の状況も相まって、家を出ない日も多くなっている、そんな梅雨を過ごしています。

さて、今日は弊社の「新業務」についてのお知らせです。
新業務といっても、何か新しいことを始めるということではなく、自分の出来ることがもっと今の住宅建築の世界で活かすことが出来ないのか、そんなことを思っての業務展開です。

ことのきっかけは、今後の仕事受注を色々と模索していく中で、弊社が得意としている・心掛けていることの1つである「きちんとした設計図面を描いて、工務店に建築してもらう」ということが、一般のお客様には分かり難いことに気が付きました。
いまさら何を!というぐらい初歩的なことで大変恥ずかしい限りではありますが、弊社を探して頂いて設計監理契約を頂くという営業的な流れの中では、余り役には立っていないなあと。

実際、設計や工事(監理)が始まると、お客様に私の良さをご理解頂くことは多々あるように感じますし、依頼する工務店さんや現場の職人さんからは「仕事がやり易い」とお褒めの言葉を頂くこともありますので、自分のしていることは間違ってはいないと思っています。
しかし、わたしをご理解若しくは知って頂かないことには私のスキルを活かす場がないことも事実です。

そこで、いわゆる「BtoC」という関係性より「BtoB」という関係性の方が私のことをご理解頂きやすいのではないかという思いと、多くの方に私のスキルを活かして頂くことでサステナブル社会実現への一翼となりたいとの思いが重なりまして、設計力に不安のある工務店や人手が足りない設計事務所、不動産の買取再販されている方々(以下、工務店等)などへ向けた「設計支援業務」を始めたいと思います。

それでは、今号の目次です。
1.新業務-設計支援について_初めに
2.新業務-設計支援について_メニュー

詳しいことは本文に書きたいと思いますが、エコハウス的な住宅コンテストでも受賞歴がありますし、パッシブハウスという分野では一日の長はあると思いますので、私の知識、技術、経験、デザイン力などが皆様のお役に立てると幸いです。

 

1.新業務-設計支援について_初めに

先ほども少し触れましたが、設計事務所を始めた当初から「きちんした設計図を描きたい」と思って仕事に励んで来ました。
営業的な見方をすると「仕事は技術で取っていこう」という思いでこれまで設計事務所経営をしてきましたが、まずは私の自己紹介(経歴)をご覧頂きまして、私のことを知って頂ければと思います。

それでは、独立する前のことから書き始めたいと思いますが、
町場の不動産屋さんが経営していた工務店に設計士として勤務するところから私の建築人生が始まりました。
この時、既に二級建築士を取得していましたが、その知識は殆ど役には立たず(笑)、仕事を覚えることで精一杯という感じでした。
その後も、別の工務店で現場監督、2×4系ハウスメーカーの下請け設計事務所で構造図を描く日々、高級注文住宅が売りの不動産会社系の設計施工会社で注文住宅の設計などを経て独立しました。

独立した当初は、ご多分にもれず仕事がなかなか無い状況で、確認代願や以前所属していた設計事務所の下請けなどをして食いつないでいましたが、そんな状況の中、パッシブハウス・ジャパンを知り入会することになります。
当時は、現在と比較すると何の知識もないと言っても過言ではないですが、それでも省エネ建築診断士に合格するぐらいの知識はありまして、自分なりに温熱設計のことを勉強していました。

その後も自分なりに研鑽を積む毎日の中で、お知り合いになった方の仕事をお手伝いするようになりますが、PHJ代表の森さん率いるキーアーキテクツのお仕事である「パッシブタウン第3期」に協力設計事務所として関わったことが転機となりました。
当時の詳しいことは割愛しますが、正に自分の思いであった「技術営業」の最たるものという感じです。

そのような独立した当初には想像もしてなかった仕事に関わりながら、一般のお客様から設計依頼を頂けるようになりましたが、「技術で仕事を取る」といった状況からは遠ざかっていったなあというのが今の振り返りです。

要は、冒頭で書いたような業務を始めるというよりは、初心に帰り「知識や技術を活かした仕事」を再開したいとの思いの方が近いと思います。
現在は、自社で受注した住宅設計を通して更なる研鑽を積みまして、より幅広く深い知識や技術が提供出来るかと思いますので、多くの皆様にご活用頂けると幸いです。

 

2.新業務-設計支援について_メニュー

設計支援」と一言で表現してもなかなかイメージしにくいでしょうか。
平たく書くと「実施設計業務をお手伝いする」という表現にもなろうかと思いますが、工務店等の方々の状況によって支援して欲しいことは違うとは思います。
よって、まずはお気軽にご相談頂ければ、より良い方法をご提案させて頂ければと思いますが、以下の通りいくつかメニューを考えてみましたので、ご相談の参考にして頂ければと思います。

 

1)初めてパッシブハウスを設計若しくは施工される方向け

パッシブハウス自体は、高性能住宅の設計施工技術の延長線上にあるとは思いますが、通常の住宅設計若しくは施工では取り組まないことが求められます。
分かりやすい例えをいくつか挙げると、まず、
気密測定を実施して規定の性能を確認する必要があります。
最近は、高性能住宅も一般的になり、施主から気密測定を求められることもあろうかと思いますので、気密測定自体も一般化しているとは思いますが、建築知識のない施主へ説明するだけの気密測定とプロ同士で確認行為が行われる気密測定では、少し意味合いが違うと思います。
要は、より正しく気密測定を実施する必要がありますが、現状では、パッシブハウスを経験する以外に経験する術はないように思います。

あとは、熱橋(ヒートブリッジ)対策ですね。
言葉として知っているという方は大勢いらっしゃると思いますが、ヒートブリッジを解析してよりシビアに熱損失量を検証するという行為は、通常の住宅設計ではまず考えることはないと思います。

他にも色々と検討すべきことはありますが、初めてパッシブハウスを取り組む方々にとっては何をどう気を付ければ良いのか全く分からない、ということもあり得ると思います。
そこで、、
◎パッシブハウスに必要な設計(施工)ノウハウを建築士という立場でご提供します

パッシブハウスを目指す場合の方法の1つに「認定コンサルに依頼する」というものがあります。
私もこれまでに行ってきた業務ではありますが、あくまでもコンサルですからアドバイスの範囲は限られますし、設計という部分は依頼者で行うことになります。

今回私が考えている業務は、建築士として関わることを目指しています。
要は、パッシブハウスに必要な温熱性能だけではなく、「耐震性」「耐久性」といった住宅建築に必要な他の要素も考慮したパッシブハウス設計をご提供したいです。

 

2)自社の標準納まり図を検討されたい工務店の方向け

設計部が存在している工務店さんであれば、それなりの図面を描かれると思いますが、例えば、社長が営業・設計・管理・マネージメントを一人でこなしている様な会社の場合は、「最低限の図面を外注設計に依頼して、不明点等は現場対応する」といったことも多いかと思います。
確かに、ひとりでこなせば外注費等の出費は削減出来ますが、効率という面では、例えば、きちんとした納まり図があれば、現場に行く回数も削減出来て自身の時間が増えて効率化出来る、といったこともあると思います。
そこで、、
◎各会社の仕様や目指すべき建築スタイルを考慮した納まりをご提案します

初期コストがそれなりに掛かってしまいますが、長い目でみれば標準納まりが決まっている方がコスト削減になると思います。
それらの納まり提案を、私がこれまでに得た住宅建築に必要な知識や技術を総動員して、きちんとデザイン性を考慮してご提供したいです。

 

3)設計業務の外注

これは2)の延長線でもありますが、基本設計や実施設計を含めた設計業務のことです。
こちらも少人数で住宅建築の設計施工をされている工務店の方々に向けた業務を想定しています。

いわゆる工務店からの設計外注に当る業務になりますが、プラン作成から依頼をお受けします。
例えば、パッシブハウスの場合はプラン作成段階より様々な要素を検討する必要があるということでは弊社に依頼するメリットはありますし、施工に集中されたい方などにお勧めです。

その他、人手が足りない設計事務所の方からのご相談もお受けします。
非住宅等で規模が大きくなったりすれば、普段の人員では足りないといったこともあるかと思います。
基本的には木造がメインになりますが、「木造>RC造>鉄骨造」という知識レベルです。

また、記載した以外の設計業務でも、何かお困り事があればご相談頂ければと思います。

―――――

最後に、一般のお客様へ。
当然ですが、引き続き注文住宅の設計も承っております。
弊社の良さは分かり難くて恐縮ですが、7/5付のインスタ投稿で「Geminiに聞いた!弊社に設計依頼するメリット・デメリット」をアップしていますので、ご検討の参考にして頂けると幸いです。

今号もご愛読ありがとうございました。
次号以降も宜しくお願い致します。

―――――

執筆者の代表・丸山は、
Certified Passive House Designer (パッシブハウスに関する資格)
住宅医協会認定・住宅医 (改修工事に関する資格)
両資格を有している国内唯一の建築士です。

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