House-TA-09 お引渡しとその後

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お引渡し

工事請負契約時には3月末にお引渡し予定でしたが、ウッドショックによる建て方の遅延があった影響で、予定日にお引渡しすることが出来ませんでした。

また、再設定したお引渡し日ですらガスコンロが間に合わないという事態も発生して、コロナ禍の影響を受ける工事終盤でした。

お施主様にはご心労やご迷惑をかけることとなりましたが、ひとまずお引渡し出来たことは良かったと思います。

 

外構工事

隣地や道路境界線に「ブロック積+フェンス」のような外構をよく見かけますが、閉鎖的な部分や景観上良いとは思えないことなどから、弊社ではオープン外構をご提案することが多いです。

今回も、弊社の基本的なご提案となっていますが、玄関ポーチもウッドデッキにするなど、(前回も書きましたが)より周辺環境に配慮した外構となっています。

また、隣地間の外構については悩む部分の1つですが、今回は隣地との距離が通常より取れない為に隣地オーナー様との話し合いの結果、隣地境界線にブロック1段だけ積むことになりました。

このようにした理由は、「境界線ははっきりさせておきたい」との隣地オーナー様のご希望と、「狭いお互いの隣地間をメンテナンスなどで共用する」という私からの提案を採用頂いた結果です。

元々の隣地間は古い万年塀があり、大きな地震などがあると倒れる危険性がありましたが、その辺りが解消されたことも含めて、隣地オーナー様に配慮した結果となりました。

 

ようやくガスコンロが来る

いつガスコンロが来るのか業者さんにも分からないという状況の中、使いにくいレンタルコンロ環境での生活を強いてしまいましたが、お引渡しから約1か月後にガスコンロを設置することが出来ました。

私自身、引渡し日に設備機器が間に合わないという事態は、初めての経験でした。
建築仲間からは、ガス給湯器やエコキュートが間に合わないとの話も聞いています。

今後の世界情勢がどうなるのか分かりませんが、日本で製品を作るということをもう少し真剣に考える時期なのかもしません。

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