H-KRH-04　樹木を伐採する

本計画は、長野県・軽井沢町で設計中の一戸建て住宅です。
避暑地として有名な軽井沢ですが、冬は氷点下になるほど寒い地域です。

そんな軽井沢で、夏も冬も快適に過ごすことを望んだお施主様と共に、パッシブハウスを目指しています。

定点カメラ

伐採に先だって、工事の様子をカメラに収めておきたい、とお客様よりご要望を頂きましたので、施工予定会社の社長さんにカメラ設置を手伝って頂きました。

殆どの樹木を伐ってしまうので、余り選択の余地はないのですが、それでも全体が映りそうな木を選びました。

設置には、お客様に梯子を抑えてもらいながら（ありがとうございます！）、またお客様にも梯子を上って頂いてカメラの高さや向きをご確認頂きながら最終的な位置を決定。

どんな写真が撮れるのか、私も楽しみです。

基本的には私は都市部での設計が多いので、本案件のように伐採のある現場は殆どありません。
なので、伐採中の作業を見られると思い、けっこう楽しみにしていました。

しかし、いざ現地に行くと、もう残す樹木以外の立木はなし。

確認すると、昨日たくさん人が来て、全部終わっちゃったとのこと。。

こればっかりは現場の段取りがあるので、仕方ないですね。
また、次の機会を待とうと思います。

しかし、現地にはどうだと言わんばかりの伐られた樹木の山が。

一応、薪ストーブを設置予定なので使い道はあるのですが、いかんせんパッシブハウスは薪を余り使いません。笑
裏にお住まいの方が欲しいと言っていたのでそれはそれで助かりますが、それでもめっちゃ余りそうです。

最後に、、
今回は殆どの樹木を伐ることになってしまい、申し訳ない気持ちになっていたのですが、昨年軽井沢を襲った台風のことなどを思うと、災害防止策としては伐ってしまう選択肢もあるかなと思い直しているところです。