House-HT-03 実施設計その2

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工事見積書を作成する

現在、施工依頼予定の工務店に見積書を作成頂き、内容を精査するところまで進んでおります。
金額としても、おおよそご希望に近いところまでまとまって来ており、取りあえず安堵しています。

弊社は、最初に頂いたご予算を踏まえながらも、設計の段階では極力お客様から頂くご要望を取り入れるようにしております。

この設計方法を採用すると殆どの案件で予算オーバーしますが、お客様のご要望された内容がどのぐらいの額になるのか?をお客様ご自身に知って頂くことが重要だと思っております。

また、オーバーした見積書の検討を重ね精査していくことで、お客様の中の優先順位なども明確になっていき、それがお客様の満足感や納得感につながると思っております。

オーバーした金額からご予算までまとめ上げるのは、お客様も私も施工会社もそれぞれに大変な作業になりますが、ある意味で家づくりにおいて通るべき道の1つだと設計者としては思っており、お客様にもそのようにご理解頂けると良いのかなと思います。

 

オーダーキッチンのお打合せ

さて、本案件は実施設計の当初よりオリジナリティあるキッチンをご要望されておりましたので、メーカーなどの既製品ではなくオーダーキッチンで設計が進んでおります。

キッチンをメーカーなどの既製品にしない場合、工事見積書上もそれなりの割合を占めることになりますが、先の見積書を精査した結果もオーダーキッチンで進めることになりました。

今回の打合せは、電気オーブンの設置高さの確認や引出の高さ、把手の形状など詳細な部分をキッチンコーディネーターのアドバイスを参考にしながら確認していく内容でした。

次回は、扉の塗装サンプルを確認し、色を決めることになります。

 

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