House-HT-16 第9回サステナブル住宅賞入賞

投稿者:

サステナブル住宅賞とは

サステナブル住宅賞とは、一般社団法人建築環境・省エネルギー機構(以下、IBEC)が開催している「環境の価値を重視し、居住環境の豊かさを維持しながら、省エネルギーと環境負荷低減により、サステナブル社会の実現に貢献する優れた建築物を顕彰する」(※以上、IBEC・HPより)ためのコンテストで、建築賞と合わせて隔年で開催されます。

住宅賞は、戸建住宅を基本として集合住宅や寄宿舎、住宅を含む併用住宅等が対象で、建築賞はその他の建築物となっています。

コロナの影響で3年ぶりの開催となりました今年の住宅賞ですが、旧称の省エネルギー住宅賞時代から合わせて30年近い歴史があるコンテストで、国土交通大臣賞を始め(一社)IBEC理事長賞や(一社)ベターリビング理事長賞などいくつかの部門があります。

また、サステナブル建築賞・住宅賞で特徴的なことは、建築主も評価される点です。
住宅に限らず建築は、建築主と設計者、施工者の協力のもとで造られていきますので、設計者や施工者などプロ側だけでなく、関わった方全員が評価される点が素晴らしい賞だと感じています。

 

硝子繊維協会会長賞を受賞

サステナブル住宅賞は、先の通りにいくつかの部門がありますが、焼杉と土壁漆喰の家は「硝子繊維協会会長賞」に選ばれました。
★詳しくはこちらをご覧ください → 焼杉と土壁漆喰の家 | 第9回サステナブル住宅賞(硝子繊維協会会長賞)[IBEC]

パッシブデザイン要素をシミュレーションして最適化する設計方法や、建物名にもなっています「焼杉」や「土壁漆喰」などの自然素材、賞名の一部にもなっております硝子繊維で出来た「グラスウール」というリサイクル性の高い断熱材を使用したことなどがサステナビリティだと評価されたと思いますが、省エネで快適な住まいを目指して、お客様を始め、設計者である弊社や施工頂いたこもだ建総さんと取り組んだ住宅がこのように評価されて大変光栄に思います。

普段から「サスティナブルの追求」を設計コンセプトとして設計業務に取り組んでいる弊社にとっては「サステナブル」と名のつくコンテストで評価されたことは、光栄であると共にやってきたことが間違いではなかったと認識出来る良い機会にもなりました。

これからも今回の受賞に慢心することなく、何度でもサステナブル住宅賞に選ばれるような住宅の設計業務に関われるように努力を重ねていきたいと思います。

最後になってしまいましたが、焼杉と土壁漆喰の家に関わって頂きました皆様に御礼申し上げます。
また、これからも弊社を宜しくお願い致します。

 

ArchiAtelierMA株式会社
代表取締役 丸山晃寿

関連記事