H-SN-02 基本設計とエネルギーシミュレーション

基本設計 今回は、敷地内に高低差がある土地なので、一般的な平地と比較してプランの段階で検討すべきことが色々とあります。 まずは、高低差を処理するための工事費がそれなりに掛かることが予想されたので、コストを抑えるために構造的合理性を求めながら、小さいながらも暮らしやすい住まいとなるように検討を始めまし

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H-HN-07 建て方から中間検査

建て方 弊社では、プレカット段階でホウ酸塩による防蟻処理を施していますので、建て方日の雨天が厳禁です。 よって、天候に左右される為に季節によってはなかなか日程が決まらないことがありますが、比較的晴れの日が多い晩秋から冬にかけての時期に施工出来る本計画は、タイミングの良い工期スケジュールとなっています

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H-OY-05 解体工事から基礎補強工事

解体工事 既存住宅の建て替えの場合は、主に機械で解体出来るので難しいことはないですが、改修の場合は人力での解体が基本になりますので、コストと時間が掛かります。 そういったことでは、既存住宅利用は解体費が高額になる可能性がありますので、建て替えよりコストが安くなるとはと一概には言えないと思います。 さ

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H-KRN-07 気密・断熱工事と気密測定

気密工事 気密施工方法は、大きくは「外周面気密」か「内周面気密」のどちらかになりますが、弊社は屋根の構造用合板と外壁の構造用面材で行う「外周面気密」のテープ処理が基本です。 理由は、シンプルで施工がし易いことが挙げられますが、何よりも複雑にしないことが重要だと思っています。 また、内部に可変調湿シー

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H-HN-06 地盤補強工事と基礎工事

地盤補強工事 地盤の強度(以下、地耐力)は地盤調査によって判断します。 調査の結果、設計上必要な地耐力を満たしていないことが分かりました。 よって、何かしらの地盤補強を施工する必要がありますが、House-TA の一件以来、基本的には「小口径鋼管杭工事」を選択することにしています。 今回は、場所毎に

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H-KRN-06 建て方から構造検査

建て方 本計画は平屋建てなので、棟上げまででしたら一日掛からずに完了する規模です。 しかし、雨仕舞を考えると、屋根の防水処理までは一気に進みたいです。 それらを考慮して、今回は二日間かけて建て方作業を行いました。 総勢6名の大工さん達が作業に当たっていましたが、一日目で「付加断熱のネオマフォームの敷

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H-OY-04 実施設計から工事請負契約

実施設計-外壁仕上編 弊社でご提案する外壁仕上げ材は、弊社のコンセプトでもあります「サステナブル性能」を満たす材料が基本です。 材料のサステナブル性能をもう少し具体的に書くと「耐久性」と「メンテナンス性」になりますが、全ての材料にメリット・デメリットがありますので、それらの性能に「コスト」「デザイン

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H-SN-01 ご相談から設計監理委託契約

新築のご相談 弊社にご相談に来られる方は、パッシブハウスジャパンHPの賛助会員リスト、若しくは、日本エコハウス大賞(建築雑誌ビルダーズ主催の住宅コンテスト)HPの受賞者一覧のどちらかをご覧になりご連絡を頂くパターンが殆どですが、ご相談の方は日本エコハウス大賞HPをご覧になられたとのこと。 家づくりに

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H-HN-05 工事請負契約と地鎮祭

工事請負契約 お客様がご納得頂く内容で見積調整も完了しましたので、工事請負契約の段取りへと進みました。 基本的に弊社では、建築確認済証が発行された後に、工事請負契約を締結するようにしています。 理由は、確認済証が発行されないような指摘があった場合に、設計図と工事請負契約内容の相違を極力なくす為です。

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H-KRN-05 基礎工事

根切底の確認 基礎には「基礎梁などの下端は、凍結深度以下にする」という決まりがあります。 東京などの温暖地は、標準的な深さで良いのでほとんど気にしないと思いますが、軽井沢などの寒冷地の場合は注意が必要です。 凍結深度については自治体などで判断が様々ですが、軽井沢の場合は一応の目安が示されています。

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