House-MS-04 計画変更

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前回の投稿を境に更新が滞ってしまいました。
そして、知らず知らずのうちに1年が過ぎてしまい、ここまであっという間だったことに改めて気付かされました。

さて、滞ってしまった結論から書かせて頂きますが、改修計画だった本案件は「新築計画」に変更になりました。
変更になった理由については余り詳しくは書けませんが、可能な範囲で少しご説明出来ればと思います。

計画変更になった大きな理由として、既存住宅がご家族構成に比べて大きすぎたことが挙げられます。

まだ若いご夫婦であるS様の今後を考えると、築50年になる既存住宅を少しでも健全な状態にする必要がありますが、大きすぎるこの家全体を改修すると必要以上に改修費用が掛かります。

そうなると、予算内に納めるため部分改修のような手法になるのですが、今後何十年も暮らしていく住まいを部分改修で済ませて良いのか?と一建築士としてその手法には疑問を持ちました。

そんなことを悶々と考えていた時に「新築はダメなのか?」とそんな考えが頭に浮かびました。

そこで、「改修時に掛かる費用や今後の予想」と「新築となった時の問題点や今後の予想」などをご説明させて頂き、どちらの方法がS様と取って最良なのか、改めてご検討頂くことにしました。

結論としては先の通りで、新築として新たに計画をやり直すことになりました。
S様の中でこの答えが簡単に出たわけではないと思いますが、現在は、新築案が良い住まいとなるように関係者一丸となって前に進んでいます。

最新情報としては建築確認の許可もおり、これから解体工事に入るところです。
今後は、新築計画の概要なども書いていければと思っております。

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