House-KH-10 土台敷き(1F梁掛け)

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木梁を表しとするデザイン

基礎壁配筋時にも書きましたが、本計画は一階床をRCスラブとしない特殊な工法にしています。

採用した主な理由は、、
1)木梁を表しとするデザイン(及び天井高を確保するため)
2)建物を軽量化することで構造的負担を軽減する
の2つです。

私はこのように、何かを検討する際に2つ以上の理由(利点・意味)があることを採用の条件にしています。
そうすることで、客観的にその建物にとってメリットのある案を採用することにつながると考えています。
今回は、意匠と構造という別のファクターにとってメリットがあることなので、良い解決策になったと思っています。

さて、そんな理由で採用した工法ですが、施工的には少しハードルが高く「RCと木部の取合いが上手くいくのか」がポイントとしてあり、工務店の監督と綿密に事前打合せを行いました。

それらを踏まえ、本日は土台及びそのレベルの床梁の施工を行いました。
結果は、事前打合せの甲斐もあり、おおよそ想定通りに行きましたので、ひとまず安堵です。

 

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