仕事のついでに立ち寄った京都旅の二日目です。
建築とは関係ないお話ですが、私の人となりは分かるとは思いますので、お付き合い頂ければ幸いです。
☆一日目はこちら → 京都を旅する1
京都らしくない場所に行ってみる
一日目は歩いて京都の街を堪能しましたが、今度は車でどこかへ行きたくなりました。
温泉好きの私としては、旅の癒しとしては温泉だよねってことで、「京都=温泉」というイメージはないけれど温泉ってあるのかな?と調査開始。
日本海側まで行くとそれなりに温泉がありそうですが、さすがに遠いなということで近場でないのか調査を進めると、大原に温泉旅館らしきものがあることを発見します。
大原と言えば、CMで有名な三千院がある場所ですね。
私も大原付近は行ったコトが無かったので、旅先としても悪くありません。
当施設は日帰り入浴も可能で、昼ご飯として味噌煮込み鍋が食べられるということで、早速じゃらんで予約します。
急遽レンタカーも手配して、珍しく私としては準備万全です。笑
三千院を訪れる
二日目は、一日目とはうって変わってどんよりとした天気で、昨日は散歩するには天気に恵まれていたなあとそんなことも思いつつ三千院を訪れました。
三千院について、(私としては当たり前のように)どんなトコなのか分からず来ていますが、どうやら山の上にあるようで、車を止めて参道のようなところを歩いて向かいます。
ひょっとすると、車で上の方まで行けるのかもしれませんが、まあまあの登坂を歩くので運動不足の方には良いですね。
コロナ禍でない紅葉の時期はどのぐらい賑わっているのか分かりませんが、普通に観光客が居る感じでした。
紅葉に関しては、天気も影響しているとは思いますが、まあ普通です。笑
こんなことを言ったら怒られますが、三千院は日帰り温泉の時間までの暇つぶしだったので(笑)、さっと1周して本日の目的地である温泉旅館に向かいます。
民宿 大原の里
後から振り返ると三千院から歩いても行けるような距離でしたが、温泉旅館の入口が良く分からず近くを二周ぐらいしました。
ようやく小さな看板を見つけ、この道どこまで登っていいの?という狭い道(車1台分の道幅)を車で登っていくと、ようやくそれらしき施設を発見します。
本当にわかり難いですが、この建物があるまで頑張って登ってみて下さい、きっとあります。笑
施設は、おばさま数人で切り盛りしている庶民的な温泉旅館で、先は食事か温泉かと聞かれ、まずは温泉に入ることにします。
この日は、コロナ禍のために日帰り利用は人数を制限していたようで、私が入った時は温泉には誰もいませんでした。
露天風呂は2つの小さいお風呂があり、1つは石仕上げの普通のお風呂で、もう1つが五右衛門風呂です。
誰もいなかったので写真を撮ってみましたが、私の入っているのが石仕上げで、奥に写っているのが五右衛門風呂ですね。
五右衛門風呂は紅葉を眺めながら入浴が出来るので、低めの温度も手伝って長湯必須のお風呂となっています。
暫くすると次の方が入って来たので、私は上がることにして食事をすることにします。
食事は、2年(3年って言ったかな。笑)寝かせた味噌仕立ての野菜たっぷりのお鍋です。
※すみません、写真ないです。
大阪・京都に来てから只々食べたいものを食べるという「お好み焼き→ラーメン→お蕎麦→ラーメン」という流れの中で(笑)、新たな一食として、とても濃厚で味わいあるお味噌のお鍋が加わりました。
寂光院を訪れる
食事を済ませ、今一度温泉に浸かってから大原の里を後にします。
ここで今日の目的を果たしたわたくしですが、登って来た道を更に登っていくと、寂光院(じゃっこういん)という「推古2年(594年)に聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立された」とされる尼寺があることを知りまして、歩いて向かうことにします。
ここが当たりでした。笑
名前こそ知ってはいましたが、当然どんなところなのかは知りません。
こじんまりとしていますが、紅葉が素晴らしく庭園のあり方が心落ち着く、そんな感じがしました。
「温泉に入り、食事して、寂光院を訪れる」は京都旅のレパートリーに加えたい、そんな思いを抱く良い体験をしました。
こんな発見があることもノープランの良いトコかなと思いますが、皆さんもノープランでの旅行は如何でしょうか。
さて、この後は少し時間を持て余したので、ドライブがてら琵琶湖まで行き、帰り路で銀閣寺に寄ったことは割愛して(笑)、私の旅も最後の日へ向かいます。
次回、三日目はいよいよ「桂離宮を訪れる編」を書きたいと思います。