四国を巡る建築の旅

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昨日今日と、PHJ仲間の住宅を観に四国まで行って来ました。

今回の主目的は魚谷邸を観ることで、建物を観るまでどんな家なのか全く知らなかったのですが、誰かのFBなどで観たことのある家が!あ〜この家かと何とも失礼な第一声となりましたが(笑)、景色の素晴らしい高台にある住宅でした。

ご夫婦で住まれる程よい大きさの山小屋風のその住宅は、パッシブハウスという性能をベースにデザインされ、太陽光や太陽熱、薪ストーブなど様々な取り組みがなされた施主の思いが詰まったものでした。

何も知らない人が観るとやり過ぎにみえてしまう危うさはあると思いますが、是非ご本人の思いを聞きながら見学することをお勧めします。きっと、人それぞれに見えることがあると思います。

また、今回全く想定していませんでしたが、魚谷さんの計らいで、ピュアの高岡さん自邸を見学することが出来ました。

高岡邸は、第3回日本エコハウス大賞の大間の家-松前パッシブハウス-です。
実は工事中に見学させて頂いておりましたが、完成を観るチャンスがなかなかなく、三年の月日を経てようやく観ることが出来ました。笑
細かい話は、先日のエコハウス大賞シンポジウムで設計者である森さんのお話に勝ることはないので割愛しますが、一日中リビングに座りながら大開口から外を眺めていたい!そんな居心地の良い空間でした。

お二人のご自宅で共通していることにパッシブハウスがありますが、実は他にもあります。
それは、風景です。自宅の窓から他の家が見えない場所が良い、という思いの元選ばれた場所にそれぞれ建っていますが、実は私も全く同じ思いを抱いています。
やはり、考えることは皆一緒なのかもしれませんが(笑)、最高の居心地であるパッシブハウスで誰にも邪魔されず景色を楽しむ、、最高の贅沢ですね!

昨晩には、大丸の佐藤さんと夕食を共にし、その熱い思いを聞いたりと、とても中身の濃い二日間となりました。

また機会があれば、こんな旅に出かけたいと思います。

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