プロローグ
暑い日が続いていますね。
体感では、既にお盆が過ぎて9月の台風シーズンに突入!という感じですが、これからが夏本番です。。
夏が長すぎませんか?笑
私は、設計が主な仕事ですので、エアコンの効いた部屋でのうのうと仕事をしていますが、現場へ赴く為に外気を体感する度に、職人さんへの頭が下がる思いが沸き上がります。
これは前回も書いたことですが、
厳しい夏の期間が長くなることが必然になってきている現状を踏まえれば、パッシブハウスのような「少なくても屋内にいれば快適」という場所は今まで以上に重要になると思います。
そんなわけで、家づくりをご検討中の皆様、、
これからの家族の快適な暮らしを考えて、住まいはパッシブハウスにしませんか?
少なくて、パッシブハウス設計に準じたシミュレーションを実施する家づくりをお勧め致しますので、パッシブでサステナブルな暮らしにご興味があれば、是非弊社へご相談頂ければと思います。
それでは、今号の目次です。
1.「昭島の家」工事中02
2.事務所を移転しました
昭島の家は順調に工事が進んでいますが、今回は気密測定のお話しです。
事務所については、無事に移転が完了しましたので、そのご報告です。
その他、詳しくは本文をご覧頂ければと思います。
1.「昭島の家」工事中02
前回のM-BLOGで外壁の付加断熱工事を行っているとご説明しましたが、その後、窓(今回は高性能木製窓Smartwin)を設置して、電気等のスリーブ処理も完了したので、中間時の気密測定を実施しました。
気密測定に関しては、パッシブハウス認定物件かそうでないかで依頼する業者さんを選定していますが、今回はパッシブハウス認定を目指しておりますので、パッシブハウス・ジャパン理事でもあるエコモ株式会社に依頼しました。
エコモさんとは弊社案件だけでなく、パッシブハウス認定コンサルティング案件でもご一緒することが多いので、パッシブハウス認定に関わる気密測定はそれなりに立ち合わせて頂きました。
ちなみに、エコモさんには換気システムの施工も依頼(こちらがメイン業務)しておりますが、弊社のパッシブハウス認定案件は、全てエコモさんに換気空調工事を依頼しております。
さて、今回の施工は、パッシブハウス認定の経験もある工務店に依頼しておりますので、さほど心配はしておりませんが、気密性能は測定するまで分かりませんので、無事に完了するまでは皆ソワソワしています。
結果として、C値0.1以下(漏気回数0.13回/h)という値になりました。
気密が良すぎて測定が大変というレベルになっておりまして、現場の方々の努力が数字として表れて良かったと思います。
ちなみに、依頼した工務店さんにとって過去最高の値だったそうですが、、
・構造用面材の四周だけではなく、(釘を打つ)センターラインも気密テープを張る
という普段は施工していないことを私の指示で施工頂いた結果とのことで、何百本という打つ釘の処理が重要なことは、この結果からも明らかではないかと思います。
それと今回あった事として、加圧の測定時に「あれ、おかしいぞ?」ということが起きました。
色々と調べると玄関ドアの調整が甘かったようで、調整後は減圧と同じような値になりまして、原因が玄関ドアだと判明出来ました。
これは、気密測定を実施しなければ分からなかった可能性が高いので、如何に気密処理に自信があるからと言って、気密測定を省略する、という判断をしている会社があるとすれば、クライアントの立場からすると注意すべき点の1つになるかと思います。
繰り返しになりますが、気密性能は測定するまでは性能が分かりません。
家全体の金額を考えると、気密測定費用は大した金額ではないので、少なくても、中間時若しくは完成時のどちらか1回は実施することをお勧めします。

2.事務所を移転しました
M-BLOG6月号で告知しましたが、先日、中古マンションをフルリノベした住居兼事務所へ事務所を移転しました。
移転先は、前事務所から徒歩圏内で「豊島区千早2丁目」という住所になります。
最寄り駅は有楽町線の「要町」若しくは「千川」で、どちらからも徒歩5~6分です。
また、池袋駅西口からも20分掛からない時間で歩ける距離なので、幸運にも便利な場所の物件を見つけることが出来ました。
その他、詳しいことは「中古マンションリノベ」というようなお題でBLOGを書こうと思っていますので、ここでは簡単な概要だけ書いておこうと思います。
購入した物件は、RC造4階建て(築44年)の4階・北東角部屋です。
全部で20世帯ほどしかない比較的小さな共同住宅かと思います。
無駄に大きなバルコニーが付いていますが笑、バルコニーに屋根が付いていないこともあり、昼間は照明が不要なほど明るいです。
実際に、移転してからそれなりの日数が経ちますが、日中の仕事時に照明は使っていません。
逆に、窓前に設置した仕事スペースが想像より明るすぎて、何か遮蔽措置をしないとモニター画面が良く見えません。。
それと、重要な温熱性能のことを少し。
最上階なので「夏の暑さ大丈夫?」とよく心配されますが、一応プロなので(笑)きちんと断熱しました。
どこからか怒られそうですが、実際にシミュレーションしていない為に性能値は分かっていませんが、そこは長年の経験と勘に頼りまして、最後は「予算とデザイン」を考慮して決めました。
これは、自宅なので裏付けは後でもいいかな、と思ってのことですが、実際の住まい心地として、、
・冷房の設定温度:27~28.5℃(日や時間によって変えています、現状は除湿運転は使っていません)
・室温/湿度:27~29℃/45~55%(場所によって温湿度差があります)
という環境が作れているので、(今のところは)概ね上手く行っていると思います。
あとは、アルミ製シングルガラス窓の対策を何もしていないので、少しずつ手を加えながら温湿度環境をより良く改善していければと思っていますが、自宅は普段は遠慮しがちなチャレンジングなことが出来て、その点は購入して良かったと思います。
最後に、今後は自宅をきっかけとして、これまで殆ど取り組んで来なかった「中古マンションリノベ」のお仕事も積極的に出来ればと思っておりますので、中古マンションリノベでお困りの方よりご相談頂ければ幸いです。

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以上です。
今号もご愛読ありがとうございました。
次号以降も宜しくお願い致します。
ArchiAtelierMA株式会社
代表取締役 丸山晃寿
